メインクーン

メインクーン


英語表記
Mainecoon

原産国
アメリカ

公認団体
CFA ・ TICA ・ FIFe ・ GCCF

毛種
長毛種

 

メインクーンの歴史

メインクーンは、公認されている猫種の中で1番大きいとされている猫です。その起源にはさまざまな説があり、アメリカのメイン州で生まれたことから、メインクーンと呼ばれているという説があります。ほかには、アライグマと猫との交雑で生まれたという説もありますが、実際には不可能なため、被毛の特徴や体の大きさから生まれた伝説ではないかと言われています。メインクーンという名前と、アライグマの仲間を指すcoonとの語呂も、そのような説が生まれた原因なのかもしれません。もっとも多く言われている説は、北欧から来た船乗りたちが、アメリカのメイン州に自分たちの土地の猫を持ち込み、もともとその土地にいた猫と交雑してできあがったというものです。キャットショーにも早くから出展されていたメインクーン。1985年には、マディソンスクエアガーデンで行われたショーで最高賞を受賞しています。しかし、その後はペルシャに人気を奪われて、血糖の登録も徐々に減少してしまいました。それを受け、メインクーンの愛好家や繁殖家たちが立ち上がり、MCBFA(メインクーン・ブリーダー・ファンシャーズ・アソシエイション)というメインクーンの専門クラブを設立。それからは少しずつ人気が回復し、MCBFAも大きな会になっています。1980年までには、メインクーンはTICAやCFAなどすべての血統登録団体に猫種として登録されました。体は大きいものの、温和な性格で飼いやすいため、日本でも人気のある猫種です。

メインクーンの特徴

メインクーンはがっちりとした体格に立派な飾り毛を持ち、胴長で、まるでヤマネコのように体の大きい猫です。
オスは6~9kg、メスは3~6kg程度が一般的なようです。
ノルウェージャンフォレストキャットと似ているとされていますが、ノルウェージャンの横顔が直線的なのに対し、メインクーンの横顔では、鼻筋はやわらかい曲線を描いています。
全身は冬の寒さに耐えられるダブルコートの厚い被毛に包まれ、しっぽが長くふさふさとしており、雪の中でも滑らないように肉球のあいだにも毛が生えやすくなっています。

メインクーンの性格

メインクーンは明るくお茶目で、愛情深い性質です。犬などほかのペットや子どもとも仲良くでき、来客にも愛想よく接します。
メインクーンは猫の中でも知性が高く、人間のすることに興味を持ったり、投げたボールを取って来たりなど犬のような訓練ができるほどです
体の大きさに似合わず高く可愛らしい声で鳴き、いつまでも子猫のようなしぐさを見せます。

 

メインクーンの飼い方

とりわけ大きな体を持つメインクーンは、成猫の身体に達するまで4年はかかるとされています。
しっかりした体を作るために、よく運動させ、バランスのとれた栄養を与えましょう。

メインクーンは寒冷地域で長い間生活をしてきた猫ですので、防水・防寒のために被毛には皮脂が十分にまわっています。皮脂で汚れやすいため、できれば毎日、少なくとも週に2~3日はブラッシングやコーミングなどの手入れを行いましょう。

活発で運動量が多く高い所に上るのも好きですが、体が大変大きいため、キャットタワーは足場の安定したものを固定するようにしましょう。

 

メインクーンの毛色

メインクーンはブラウンやシルバーのタビーが知られていますが、バイカラーやキャリコ(三毛)なども存在します。

メインクーンの気を付けたい病気

メインクーンは北アメリカの厳しい気候で生活できる個体だけが生き残ってきた、丈夫な猫です。
しかし、加齢に伴ってそれなりの疾患は出てきます。純血猫に多い肥大型心筋症は、メインクーンでも発症しやすく、遺伝性疾患であるとされています。ある調査では、メインクーン全体の3割がこの遺伝子を持っているとされており、発症すると心不全、後ろ足麻痺、突然死などの可能性が高くなります。

また、メインクーンは股関節形成不全の原因となる関節異型性を起こすことがあります。大型犬で起こりやすいとされる疾患ですが、猫としてはメインクーンが一番多く発生するとされています。