コラット

コラット


英語表記
Korat

原産国
タイ

公認団体
CFA ・ TICA ・ FIFe ・ GCCF

毛種
短毛種

コラットの歴史

タイ語で「シ・サワット」(幸運と名声をもたらす猫)と呼ばれ、シャムやバーミーズとともに、タイ王国に古くから存在する猫がコラットです。

コラットと名づけたのは、ラマ5世と言われています。

コラットはアユタヤ王朝の時代にあたる500年ほど前から存在しているとされており、当時の書物や絵画にも描かれています。その姿は現在のコラットとほぼ変わりなく、人為的交配で手を加えられたことが非常に少ない、土着の純血種として姿を保ち続けて来たという奇跡的な歴史をうかがい知ることができます。

 

コラットは原産国タイでも貴重な猫とされ、人々の幸福にまつわる逸話が伝えられています。

時に雨乞いの儀式に用いられたり、結婚祝いの贈り物として使われ、長い間金銭で売買されることはありませんでした。幸福をもたらす銀の毛皮をまとい、宝石のような瞳を持つ美しいコラットは大変縁起の良い生き物として、新婚家庭に贈られてきました。

 

1880年代になると、コラットはイギリスのキャットショーにシャムのカラーバラエティとして初めて出陳され1965年にCFAで正式に猫種として公認されました。

コラットの特徴

筋肉質で無駄のない曲線の構成をした、中型サイズです。標準の体重は2.5~5kg程度です。

頭部はコラット独特のハート型をしており、ほかの猫では例を見ない形です。

ブルーグレーの短毛をもちます。

目はグリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールドの4タイプが見られますが、特にグリーンは特徴的なペリドットグリーンで人気があります。

コラットの性格

落ち着いた静かな猫のためお気に入りの誰かのそばにいたがることが多い猫です。また、かまってやらないとすねるなど、飼い主を見透かしたように振り回しながら、要求を通そうとする一面があります。

プライドが高く頑固な面があり、常に自分が上位と考えているような振る舞いが多くみられます。

警戒する時は警報のような大きな声で鳴き、家族に話しかける時は顔を見るように話しかけるなど比較的よくしゃべる猫とされています。

コラットの飼い方

遊び好きで活発なため、若い間はかなりの活動量が必要となります。

キャットタワーなどを用意してあげましょう。

身体の大きさの割に心身ともに発達に時間がかかるタイプで、大人の姿になるまで4年程度はかかるものと考えておきましょう。精神的に落ち着いてくるのも同じころの年齢です。それまでは多くの運動と遊びが必要です。

 

賢く観察力があるため、高所の棚の中にも入ってしまいます。

扉や鍵の開け閉めや水洗トイレを流すなど器用な面を持つため危険防止の管理を十分に行いましょう。

プライドの高い猫ですので、ほめてしつけるのが良いようです。

手入れは難しくありません。定期的にブラッシングかコーミングをしてあげましょう。

 

コラットの毛色

シルバーティッピングの入ったブルーのみとなりますが、ライラックやポイントの入った毛色が時々生まれることがあります

 

コラットの気を付けたい病気

コラットは比較的頑健な猫であると言え、米国では平均寿命15歳程度と報告されています。

とはいえ、どの猫にもしばしば起きる膀胱炎や尿結石、高齢になると腎不全などには注意しましょう。

 

コラットはプライドが高く精神的に弱い面があり、ストレス性の脱毛を起こしたり、指先や足をしつこく舐めることがあります。留守番の時間を減らすなどの工夫が必要です。