オリエンタルショートヘア

オリエンタルショートヘア


英語表記
Oriental Shorthair

原産国
アメリカ

公認団体
CFA ・ TICA ・ FIFe ・ GCCF

毛種
短毛種

 

オリエンタルショートヘアの歴史

オリエンタルショートヘアは、シャムを基礎に1950年代に作出された、新しい猫種です。

その目的は、白い被毛で青い瞳のシャム猫を作ることでした。

 

しかしシャムは第二次大戦後までに個体数が激減。残っている個体で良血統を回復させ遺伝子を多様化する目的や、ポイントを持たないタイプを作出する目的で、ブリティッシュショートヘアやロシアンブルー、アビシニアンなどを交配されましたが、交配相手の特徴はあまり出ることはありませんでした。

ところがその数世代後、ポイントのないこと以外ではシャムとよく似た子猫たちが生まれました。この猫がオリエンタルショートヘアの元祖となりました。シャムと区別するためにフォーリンショートヘアという名前で呼ばれていたようです。また、この時生まれた猫たちでシャムの特徴が強いものは、改めてシャムとして登録され、シャムの猫種の安定に寄与することになりました。

 

シャムの毛色以外の子猫たちは、ホワイト、チョコレート、タビーなど毛色によって分類され、それぞれが新しい猫種として繁殖が続けられました。フォーリンショートヘアと呼ばれていた、ポイントのないシャムそっくりな毛色を持った子猫たちは、オリエンタルショートヘアという名前で分類されることとなりました。

ちなみにこの時のチョコレートはその後、アメリカにわたって、ハバナ(ハバナブラウン)の原種となりましたが、アメリカに渡った猫たちは体型や被毛などアメリカ人好みに改良されることになりました。

オリエンタルショートヘアには、たまにロングヘアタイプの猫が生まれることがあります。以前はロングヘアタイプは排除されていましたが、近年では、オリエンタルショートヘアの長毛タイプとして認めている血統管理団体が増えています。しかし、ポイントを持つオリエンタルショートヘアについては認めない、あるいはシャムとして登録し直すという団体が多いです。

 

オリエンタルショートヘアの特徴

オリエンタルショートヘアはくさび型の小さな頭に大変大きな耳をもち、体型はボディも手足もあくまでほっそりとしなやかでエレガントです。

標準体重は3~6kg程度の中型の猫です

オリエンタルショートヘアの性格

犬のような猫として知られているシャムですが、オリエンタルショートヘアはむしろシャム以上に甘えん坊で人になつきます。ほとんどのオリエンタルショートヘアは、人にかまって欲しがります。鳴き声で飼い主に話しかけることも多く、かまってほしいあまりに会話をしている人の中に参加しようとすることさえあると言われています。

 

オリエンタルショートヘアの飼い方

オリエンタルショートヘアは上品でか細い体型からは考えられないほど、運動好きで精力的な猫です。一緒に遊ぶことで、良いコミュニケーションを取ることができます。

飼い主や家族をよく見ており、賢く振る舞うため、しつけにはあまり苦労をしないで済むでしょう。

 

孤独でいるとストレスで精神的に参ってしまうことがままあります。留守番が続く家では2頭飼育や、ほかのペットとの飼育を検討しましょう。

 

オリエンタルショートヘアは短毛で被毛の手入れは楽です。定期的にブラッシングやコーミングを行ってあげましょう。

 

オリエンタルショートヘアの毛色

オリエンタルショートヘアは短毛、長毛とも非常に多くの毛色とパターンがあり、存在する数は280を越えるとされています。

公認される毛色については、各血統登録団体によって異なっています。

 

オリエンタルショートヘアの気を付けたい病気

オリエンタルショートヘアは健康面においてもシャムの影響が強く、先天性疾患としてはシャムで見られる大動弁狭窄などの心臓病や、腎不全の原因となるアミロイド症が知られています。

大変人懐っこく依存心の強い猫種ですので、留守番が多い家庭では、ストレスによる食欲不振や下痢、脱毛などを起こしてしまうことがあります。